くたびれた襟を気にする気力もなくシートに深く身を横たえる
路上の亡霊、プライドだけは消えず、迷い迷いて流れ着いた先

明日クズになるかもしれない今日の宝物
でも今はそれだけが心の寄る辺

九龍の夜は変わらず淀み深く、不安はいつまでもそこに居座る
それでもいい 目が覚めたらまた新しい一日を生きるだけ

これが俺の望んだものだったかはわからずとも
羅針盤は道を示し、少し休んで俺はまたひとり歩む

自分のことだけで溢れんばかりの器量で
行方の知れぬ仲間を案じる。散った仲間を思う。

俺の呼び出しは明日、いや明後日?
その時が来たら待ったなし

この身体が動くうちに、証を残そう
叩け叩け叩け響け響け叩け
深く刻め

いつか通った道ではなく、ガラスの橋の先を信じるのでもなく
剥いで脱いで雑踏へ混沌へ
叩け叩け叩け響け響け叩け
深く刻め 俺で

残された幽霊たちのシンジケート
賛歌でもブルースでもない俺たちの唄
生き残りの まだ続く先へ
死に方なんてまだ知らない